羽田 登はた のぼる

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染色工芸作家日本工芸会正会員

1938年京都に生まれる。幼少期より両親に家業の手描き友禅を学ぶ。
1963年大学在学中に第6回「日展」で日本画「岩礁」初入選。
1964年京都市立美術大学日本画科卒業
 染色を岸田竹史氏に師事
1979年第26回「日本伝統工芸展」に友禅訪問着「夕東風」を出品。初入選
1990年第37回「日本伝統工芸展」に友禅訪問着「古都随想」を出品
 日本工芸会総裁賞受賞。
2006年京都府指定無形文化財「友禅」保持者に認定
2011年京都府文化功労賞、旭日双光章受章

京都に生まれ住んで折々の空気から感じる色や形を独自の友禅スタイルで
作品製作をしています。
糸目友禅や堰だし友禅による明快な表現で、具象・抽象それぞれに京都の
自然をさりげなく取り入れた作品を多く発表しています。