由水 煌人ゆうすい あきと

父・由水十久氏は童子(わらべ)を描かれ加賀友禅のスーパースターとして大変な人気がありました。染の技術で最終的完成させた功労者は長男・煌人氏です。
煌人氏は人間国宝 森口華弘氏の許で修行をされました。自分の師匠は森口氏だから、父の童子は継がず弟の充氏に譲られました。
煌人氏は空間の美、枝垂れの美を大切にされ、その作品を多く発表されています。
着姿を大切にされ、色彩の魔術師とも言われ加賀友禅全体の主導役をされるお一人です。